【大会レポート4日目・表彰式】2021年9月27日
前回に続き、竹元夫妻チームが王者の貫禄を見せ優勝
最終日となる4日目。この日は走行距離が短いため、午前8時45分と遅めのスタート。晴れ渡る秋空のもと、最初の目的地となる成田山新勝寺に向けて、ホテルを出発。
成田山新勝寺の表参道を通ると、朝の仕込みの合間に、店先から手を振ってくれる店主たちの姿が見える。門前広場でスタンプを受けた一行は、次のポイント、芝山仁王尊 観音教寺へ。
芝山仁王尊 観音教寺では、毎年恒例の太鼓の音色でお出迎え。スタンプを受けて、海沿いを走りながら、最後の競技会場となる茂原ツインサーキットを目指す。
サーキット内でのPC競技が4日間の最後のPC競技となるため、エントラントたちの表情も真剣だ。ここでの競技が最終的な成績を左右する。最後の競技を終えたエントラントたちは晴れやかな顔を見せ、会場を後にした。
木更津市のかずさアカデミアパークで昼食をとると、いよいよゴールへ向かう。今回は例年の明治神宮ではなく、海ほたるへと変更になったが、大きな混乱もなくゴールを迎えることができた。海上で吹く強い風に煽られながらも、エントラントたちは笑顔で木更津市の渡辺市長の振るゴールフラッグに迎えられていた。
最終日は雨に降られることもなく、秋の穏やかな天候の中、心地よいドライブを楽しむことができた。
夜はホテルでフェアウェルディナーと表彰式が開催。美味しい料理を楽しみながら、表彰へ。
第3位は、No.11の佐藤チーム。何度もエントリーしているベテランチームだが、これまで優勝争いに絡んだことはなく、今回見事に3位入賞という成績を残した。
第2位となったのは、No.9の佐藤夫妻チーム。3位の佐藤チームとは親子で、今回家族でのダブル入賞となった。しばらくラリー参加はお休みしていたこちらもベテランチームが、久々の入賞を果たした。
そして2021年の優勝は、No.3の竹元夫妻チームが手にした。前回の覇者が、今回も4日間一度も1位の座を譲らず、圧倒的な強さを見せて勝者となった。やはり今回も強さは健在で、王者の貫禄を感じさせた優勝だった。
今年はコロナ禍での開催となり、例年とは違うスタート・ゴール、立ち寄るポイントも減らしたりと、いつもと違った La Festa Mille Miglia 2021 となったが、それでも沿道や各ポイントで手を振って応援してくれる地元の方たちの姿を目にして、どれだけ励まされたことだろう。来年は、またいつも通りの La Festa Mille Miglia が開催できることを、心から願う。
前回に続き圧倒的な強さを見せて優勝した竹元夫妻チーム
成田山新勝寺門前広場でお祓いを受ける CISITALIA COLOMBO BARCHETTA
芝山仁王尊 観音教寺で太鼓の音色に迎えられる PORSCHE 356A 1600
茂原ツインサーキットで最後のPC競技に臨む BUGATTI T40GS
木更津市の渡辺市長の振るゴールフラッグに迎えられ、海ほたるにゴールする BUGATTI T40 GS