La Festa Mille Miglia 2021

大会レポート

【大会レポート1日目】2021年9月24日

クラシックカーの秋の祭典 La Festa Mille Miglia 2021 が2年ぶりに開幕

今年で25年目を迎えた La Festa Mille Miglia。今回は明治神宮からのスタートではなく、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、福島県矢吹町からのスタートとなった。昨年は中止のため2年ぶりとなるが、今年は感染予防対策をより厳格に徹底した上での開催となる。

初日の24日、福島の空は快晴。車検会場となった矢吹自動車学校には、早朝から続々と参加車輌が到着。車検会場が例年の明治神宮から福島県に急遽変更となったが、大きなトラブルもなく順調にすべての台数のチェックが終わり、午後1時には交通安全祈祷が行われた。

安全祈願を終えたエントラントたちは、矢吹自動車学校からスタート会場となる中町ポケットパークへ移動。午後2時に、矢吹町の蛭田町長の振るスタートフラッグに見送られ、55台の車たちが出発していった。

矢吹町を出ると、天栄村の天栄村役場へ。ここでスタンプを受けると、次のスタンプポイントとなる猪苗代町の中丿沢温泉を目指す。

中丿沢温泉では、現地スタッフの方たちから1台1台にマスクが渡され、コロナウィルス感染拡大防止が呼びかけられた。マスクとスタンプを受けたエントラントたちは、最後の目的地、猪苗代スキー場へと向かう。

猪苗代スキー場ではPC競技(決められた区間を決められた秒数で走り、設定タイムとどれだけ誤差が少ないかを競う計測競技)が行われたのだが、シャワーのような霧雨が降ってきて、競技をより難しいものにしていた。

裏磐梯レイクリゾートに到着する頃には雨もあがり、厚い雲の間から青空が顔をのぞかせていた。午後5時頃には、ほぼすべての車輌が到着。まだそれほど暗くなる前に全車輌が1日目のゴールを迎えたのは、今回が初めてかもしれない。

2日目は、福島県と宮城県、山形県の約280kmのルートを走る。2年ぶりの東北路は、どんな表情を見せてくれるだろう。
矢吹町の蛭田町長の振るスタートフラッグに見送られ、中町ポケットパークからスタートする BUGATTI T35C
矢吹町の蛭田町長の振るスタートフラッグに見送られ、中町ポケットパークからスタートする BUGATTI T35C
車検会場となった矢吹自動車学校に続々と到着する参加車輌
車検会場となった矢吹自動車学校に続々と到着する参加車輌
出発前の交通安全祈祷
出発前の交通安全祈祷
中丿沢温泉でスタンプを受ける FIAT BALLILA
中丿沢温泉でスタンプを受ける FIAT BALLILA
裏磐梯レイクリゾートでこの日最後のスタンプを受ける CISITALIA COLOMBO BARCHETTA
裏磐梯レイクリゾートでこの日最後のスタンプを受ける CISITALIA COLOMBO BARCHETTA
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